ロイヤルヴィラ東京武蔵野からのお知らせ
2017.03.13 敬老園ロイヤルヴィラ東京武蔵野「朗読の会~夏目漱石『夢十夜』~その12017/03/13
東京都武蔵野市にございます介護付有料老人ホーム「敬老園ロイヤルヴィラ東京武蔵野」では、平成29年3月13日(月)午前10:00より「朗読の会」を開催しました。今回は、-生誕150年記念-として、夏目漱石の作品から『夢十夜』第一~第五までの朗読を行いました。
明治三九年に『吾輩は猫である』を発表して作家として活動し始めた漱石ですが、『夢十夜』は、明治四一年、漱石四二歳の時の作品です。同じ年に発表された作品には、『坑夫』『三四郎』などがあります。
明治四〇年に朝日新聞社の専属作家として入社、以後、大正五年一二月九日に永眠するまで、持病の胃潰瘍と闘いながら、今に残る多くの作品を発表していくこととなりました。
朗読の後の茶話会では、皆様が学生の頃に読まれた本についてお話いただきました。
戦時中で出版物も限られ、学校も授業のない学生時代を送られた皆様にとって、改めて文学作品に触れる機会として、「朗読の会」を楽しみにしていただいているとのお話をお伺いしました。