ロイヤルヴィラ東京武蔵野からのお知らせ
2017.03.27 敬老園ロイヤルヴィラ東京武蔵野「朗読の会~夏目漱石『夢十夜(2)』2017/03/27
東京都武蔵野市にございます介護付有料老人ホーム「敬老園ロイヤルヴィラ東京武蔵野」では、平成29年3月27日(月)午前10:00~11:30、朗読の会を行いました。
今回は、夏目漱石『夢十夜』(第六~第十)と、漱石が教師として赴任した熊本第五高等学校での教え子である、物理学者で随筆家の寺田寅彦の随筆の中から『夏目漱石先生の追憶』を詠みました。
寺田寅彦は高知出身で、熊本第五高等学校に進学し、英語教師であった漱石と出会い、漱石が作家になる前から、寅彦が東京大学に進学し、漱石がイギリス留学から帰国し、東京で本格的に作家活動を開始した後も、漱石の最も親近の弟子として漱石が亡くなるまで常に漱石の身辺に居たことで知られています。その随筆には、正岡子規との交友や多くの教え子に慕われる漱石の実像が温かく描かれていて心打たれます……。
次回4月10日(月)は、『彼岸過迄』を詠みます。