ロイヤルヴィラ東京武蔵野からのお知らせ
2018.04.21 敬老園ロイヤルヴィラ東京武蔵野Report「武蔵野市の地域サロン~ほほ笑夢(えむ)かい~」2018/04/22
東京都武蔵野市は、これまでも高齢者施策では先駆的かつ多様な試みがみられることで知られています。
また最近、新しい高齢者のサロンが生まれたという情報が入りましたので早速、取材に行ってまいりました。
場所は、武蔵野市境3丁目と4丁目と関前1丁目が交差する桜橋の近くでした。
国木田独歩の『武蔵野』の文學碑もある桜橋は、JR武蔵境駅北口から商店街を北へ直進して約800mの玉川上水にかかる小さな橋です。
桜橋の文学碑には『武蔵野』第六章の冒頭部分、
「今より三年前の夏のことであった。自分は或友と市中の寓居を出でて三崎町の停車場から境まで乗り、其処で下りて北へ真直に四五丁ゆくと桜橋という小さな橋がある」と刻まれています。
そして、地域サロン「ほほ笑夢(えむ)会」はこの桜橋のたもとにあるマンションの3階にありました。
中に入ると、にぎやかな会話と笑い声が聞こえてきました。
キッチンでは夕食の支度をされる方、テーブルでは刺し子をしていらっしゃる方と、サロンに集まって皆様、それぞれお話しながら楽しいひとときをお過ごしでした。
午後2時過ぎから20時30分ころまで、「ほほ笑夢(えむ)かい」の集まりは、ご高齢の方から現役世代、小学生、赤ちゃんまで幅広い世代の人たちが家族のように交流する場所として、人の温かさに満ちていました。